大容量 長期保存メディアM-DISC (100GB) を導入する

2021年2月5日

技術の進歩に伴い扱うデータ量も増えている。
特に動画は 4K の時代になりデータはとにかく大きくなっている。
安価になった HDD を買い足して保存していたのだけど、やはり、HDD はそれなりに大きいし、常時接続していないこともあり、中にはちゃんと読み込めなくなる HDD も出てきてしまった。

ということで、遅まきながら導入したのが M-DISK である。

M-DISK とは?

M-DISK は米国 Millenniata が開発した経年劣化に強いデータ保存用ディスクです。
見た目は DVD や Bru-Ray と同じ円盤型ディスクですが、最大 100GB の容量の保存が可能です。

製品説明には数百年にわたって保存することができると書かれています。実質、永遠の命です。
もちろん、室内の安定した環境の保管されていることが前提なのでしょうが自分用なので十分です。

ブルーレイドライブとM-DISK の準備をする

必要なもの
M-DISK に書き込みを行うには書き込み機能が付いたブルーレイドライブが必要です。
当然ですがパソコンに接続するタイプが必要です。テレビに繋ぐ観賞用は読み込み専用です。

私はパソコン用ブルーレイドライブを持っていませんでしたので、この機会に買うことにします。
たぶん、どの会社のどの製品でも問題無く使えるのだろうと思いますが、私は某アマドンさんがお薦めしてきた I-O DATA ブルーレイドライブ 外付型/USB 3.0/BDXL/M-DISC/16倍速高速書き込み BRD-UT16WX を何の検討することも無くポチっとします。

次に M-DISK (媒体) も同じくポチっとします。
Verbatim バーベイタム M-DISC 長期保存 ブルーレイディスク 1回記録用 BD-R XL 100GB 5枚 ホワイトプリンタブル 片面3層 1-6倍速 DBR100YMDP5V1

M-DISK and BR Drive
届いた

これで基本的には大丈夫です。

書き込みソフトはブルーレイドライブに添付されてきますが、インストールしなくても Windows のエクスプローラー機能 で書き込みができます。

書き込みしてみる

Windows 8.1 のデスクトップ PC に USB 3.0 でブルーレイドライブを接続します。
(対象製品は Windows 7 以上対応)
ちょっとしてドライブとして認識されます。

次のステップは2通りあります。

1. USB フラッシュ ドライブと同じように利用する
2. CD/DVD プレイヤーとして利用する (マスターとして書き込む)

1. USB フラッシュ ドライブと同じように利用する
いわゆる USB メモリを PC に差して使うのと同様の使い方となりますが、M-DISK は書き込み専用です (RWではない) ので、何度も書き込み・消去を繰り返して再利用することができません。 見た目上、M-DISK から削除できるのですが「見えなくしているだけ」という状態でありディスク容量を使いっぱなしです。

2. CD/DVD プレイヤーとして利用する
とても紛らわしいのですが、使用しているのはブルーレイですので、ちゃんと書くなら ブルーレイ プレイヤーとして利用するということになります。
このモードは完全に書き込むことになりますので、その後は削除や追加はできません。
他のドライブやPCでもデータを読み込むことができます。

なお、実際に書き込めるデータは約90GBです。マスタリングに必要な容量が10GBほど必要ということのようですね。

あとは書き込みを行えば完了です。なお、書き込みには1時間以上必要です。

購入情報


I-O DATA ブルーレイドライブ 外付型/USB 3.0/BDXL/M-DISC/16倍速高速書き込み BRD-UT16WX
(\15,536 | 2021年2月時点)

Verbatim バーベイタム M-DISC 長期保存 ブルーレイディスク 1回記録用 BD-R XL 100GB 5枚 ホワイトプリンタブル 片面3層 1-6倍速 DBR100YMDP5V1
(\5,821 | 2021年2月時点)

IT

Posted by TLI